健康と節約のために、自分や家族にお弁当を作る人も多いですよね。
私もこれまではお弁当を用意していましたが、出産以来なかなか作れていませんでした。
初めての子育てで、気力・体力・時間がなくて、とてもそれどころではないからです。
でも、それではお財布は痩せて、体は太る一方……
そこで「これではやばいっ、お財布と健康のためにお弁当を作らねば!」と一念発起!
赤ちゃんがいても無理なく作れるように見直した結果、かんたん手抜き弁当が誕生しました。
今回は私なりの、赤ちゃんと暮らしながらお弁当を作る工夫(というほどでもない)をご紹介します。
お弁当箱をシンプルなものに替える
たくさん食べる夫は、以前は二段のお弁当箱を使っていました。
ぎゅぎゅっとご飯やおかずを詰めることができて魅力的ですが、ネックは何といっても洗い物。
お弁当箱×上下2個、蓋、内蓋、仕切り、パッキン。さらに箸箱、箸……
パーツが多くて、食器洗浄機のない我が家では、お弁当箱の洗い物のために時間を多く割いてしまいます。
赤ちゃんの子育て期の今は、自分の時間は1分でもかなーり貴重。
お弁当箱の大量のパーツを洗うのは、結構なストレスでした。
そこで、思い切って、お弁当箱を一段のものに変更。
さらに蓋に箸が収納できるタイプにして、洗い物をぐっと減らしました。
これで、「お弁当箱を洗うのがしんどいわー」という気持ちが少し軽くなり(もちろん完全にはなくならない)、お弁当作りのハードルを少し下げることに成功していると思います。
夫が愛用しているのがこちらのお弁当箱です。
通年食べ盛り(?)の夫でも、満足のボリュームを詰めることができます。

自然解凍OKの冷凍食品を使う
我が家のお弁当作りに、冷凍食品は必須です。
出産以前は、卵焼きとウインナーの他におかずを2品作っていましたが、産後は、おかずは冷凍食品に頼ることにしました。
さらに、自然解凍OKのものにして、時短を狙っています。
ちなみに、冷凍食品は野菜のおかずと、肉か魚系のおかずを一つずつ入れて、少しでもバランスを取れるように心掛けています。
こちらの鶏つくね串は、我が家のレギュラーです。
おいしくて、ボリュームがあって(隙間を埋められて(笑))、いつも重宝しています。

卵焼きは巻かない
朝はバタバタでお弁当作りと何かを平行することが多く、フライパンの前でじっくり卵焼きに向き合えないこともしばしば。
そのため、卵焼きは巻かずに、大きめの炒り卵にすることにしました。
味をつけた溶き卵をざばっとフライパンに流し込んだら、ちょこちょこかき混ぜつつ火を通します。
ざっくりと混ぜて、少し火が通ったらまたざっくりと混ぜて……を数回繰り返して、炒り卵の完成です。

これなら赤ちゃんに呼ばれて手が止まっても、失敗のリスクが少なくなるように思います
ウインナーはキッチンバサミで切る
我が家のお弁当では、ウインナーが大活躍です。
たんぱく質枠としてはもちろん、隙間を埋める枠としても優秀、そして何より夫がウインナー大好きなので、ほぼ毎回入れています。
けれども、切るのに包丁・まな板を使うと、油でべとべとになってしまうんですよね(苦笑)
なるべく洗い物は増やしたくない……というか、朝から包丁とまな板を使いたくないっ!
というわけで、ウインナーはキッチンバサミで好みの長さに切っちゃいます。
たったこれだけですが、お弁当に対する腰の重さが、少し軽減されるような気がしています。
彩りはミニトマトにがんばってもらうか、あきらめる
野菜枠、隙間を埋める枠、そして何より彩り枠で、ミニトマトもレギュラーメンバーです。
他のおかずがみんな茶色い時も、ミニトマトのおかげで、ぱっと明るくなります。
洗うだけで使えるのも、かなりポイント高いです。
「ちゃんと生野菜も食べたなぁ」という満足感にも繋がります。
ただ、最近の猛暑の夏ではミニトマトがしわしわになるのが早いし、傷まないか心配にもなります。
そんな時は、彩りをあきらめます(笑)

茶色いお弁当上等!
ふりかけで遊ぶ
無理せずに毎日作り続けられることを優先しているので、私の料理スキルでは、同じようなお弁当を作ってしまいがちです。
その分、いろいろな種類のふりかけを試しています。
夫が好きなので、時には、変わり種系のふりかけも使ってみたり。
自分なら定番の味のものを選ぶけれど、夫が選ぶふりかけを食べると、「こんな味もあるのか~」と発見があって楽しいです。
「おとなのふりかけミニ 青春編」は、夫のお気に入りなので、よく使っています。
牛丼味やスパイシー唐揚げ味、豚の生姜焼き味などの、めずらしい味が5種類入っていて、選ぶのがおもしろいです。
私はその中では、韓国のり味とキーマカレー味がお気に入りです。

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仕組み作りと家族の協力のおかげ
私の場合、洗い物に対するモチベーションの低さをカバーすることと、「これならすぐできる!」という仕組み作りが肝のように思います。
とってもテキトーなかんたん弁当ですが、夫は文句も言わずに食べてくれて助かっています。
今後も、子供が手がかからなくなるまでは、いろいろ試行錯誤しつつ、無理なく続けられるようにするつもりです。
「作ってるだけでえらい」精神で行きましょう!
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